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聖路加国際病院 小児外科
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第34回
日本小児外科学会秋季シンポジウム
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ご挨拶 / 第34回日本小児外科学会 秋季シンポジウム

第34回日本小児外科学会 秋季シンポジウム
会長 松藤 凡
聖路加国際病院 小児外科

会長 松藤凡

この度第34回日本小児外科学会秋季シンポジウムをお世話させて頂くことになりました。
聖路加国際病院小児外科・松藤 凡でございます。開催にあたりご挨拶を申し上げます。

  • 主題:“総排泄腔異常”
  • 会期:2018年10月27日(土)
  • 会場:聖路加国際大学内の施設

総排泄腔遺残により直腸肛門、尿道、膣の形成障害が生じ、消化器、泌尿器、婦人科系の諸問題を伴った治療に難渋する疾患です。

直腸肛門異常に加えて、泌尿器系では尿道加えて水腎・水尿菅・VUR、腎形成異常などの諸問題、膣や子宮の形成異常などの婦人科疾患、また脊椎病変を伴うこと多く、これらを包括しながら長期予後を見据えた治療戦略が必要です。このためには小児外科だけでなく泌尿器科、産婦人科、整形外科、小児科などからなるチーム医療が必要不可欠な疾患です。また、妊娠、出産への移行医療も重要ですし、この時期には心のケアも大切です。

具体的には、出生時期の諸問題(出生前後の画像診断、内視鏡検査の役割、総排泄腔・共通菅の評価や膣子宮流水・血症の治療)、短共通管症と長共通管症の治療戦略、肛門形成術と排便機能、尿路形成術と排尿機能、尿道以外の泌尿器系合併症の治療と長期予後、膣形成術と月経血流出路、妊娠を取り巻く諸問題、他の合併疾患の管理と長期予後などがあります。

患者は、これらの多くの問題を抱えながら成長し成人期をむかえます。しかしながら、本疾患は発生頻度が少なく、それぞれの施設での経験症例も少ないことが推察されます。本秋季シンポでは、それぞれの施設で経験された症例をもちより、1日かけて本症の現状を共有し、今後の診療の参考にしたいと考えます。

今回もPSJM2018との共同開催です。第38回日本小児内視鏡外科・手術手技研究会では総排泄腔遺残、総排泄腔外反症の再建術式、第75回直腸肛門奇形研究会では、直腸肛門奇形に合併する泌尿・生殖器異常を主題に取り上げて頂きました。両研究会と協力し、充実した日本小児外科学会秋季シンポジウム+PSJM2018となりますよう準備してまいります。全国から数多くの演題を頂きますようよろしくお願いいたします。

会場の聖路加国際病院は、中津藩中屋敷跡地にあり、この地で“解体新書”・“蘭学事始め”が執筆されました。また福澤諭吉により慶應義塾が開塾されています。後に、明石町・築地界隈は外人居住区となり、米国公使館、多くのミッション系の学校が創立されました。来年の秋は、東京の台所築地市場が豊洲へ移動する時期かと思われますが、市場周辺の飲食店は残っております。墨田川にかかる勝鬨橋を渡れば下町情緒あふれる月島です。銀座や歌舞伎座も徒歩圏内です。学会の合間に隅田川沿いを散歩されたり、食事やショッピングを楽しまれたりするにも便利な位置にございます。

多くの方の参加をお待ちしております。