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聖路加国際病院 小児外科
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第34回
日本小児外科学会秋季シンポジウム
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ご挨拶 / 第38回日本小児内視鏡外科・手術手技研究会

第38回日本小児内視鏡外科・手術手技研究会
会長 黒田 達夫
慶應義塾大学医学部 小児外科

会長 黒田達夫

この度、第38回日本小児内視鏡外科・手術手技研究会の会長を拝命し、伝統あるこの研究会をお世話させて頂くことになりました。栄誉ある機会を頂いて、会員の皆様に心より御礼を申し上げます。

今回は聖路加国際病院において、10月25日(木)・26日(金)の2日間、PSJMの一環として本研究会を開催予定です。翌10月27日(土)には「総排泄腔異常」をテーマに日本小児外科学会秋季シンポジウムが開催されますので、今回はそれと連動する形で、本研究会の主題を「総排泄腔遺残、総排泄腔外反症における再建術式」とさせて頂きました。総排泄腔遺残に対して思春期に膣の再形成はどのようにするか、総排泄腔外反症の初回手術はどう有るべきか、後年の尿路変更や消化管再建の目標はどのように設定すべきか等、多くの問題がこれまで十分な議論がないまま未解決になっております。いずれも本邦では単一施設で多くの症例の経験のない稀少疾患です。研究会は学会のシンポジウムとは異なり、自由な議論を行なう場と考えておりますので、皆がそれぞれの経験を持ち寄って、それを共有し、意見を交換することで、研究会として一つの方向性を描くことが出来れば幸いに存じます。

その他にも小児の内視鏡手術、直視下手術に関する演題を広く募りたいと思います。中でも近年、腹腔鏡下手術の普及が目覚ましい先天性胆道拡張症の手術手技や、稀少症例ながら注目を集めている先天性門脈大循環シャントなど門脈疾患に関する手術の経験、さらに教育や専門医の育成の問題も含めて安全性向上にどのように取り組んでいるかの工夫の3つのテーマを副手題とさせて頂きました。これらの問題に関して、近年の傾向に対する提言、新たな手術手技の提案など、建前で飾られない忌憚のないご意見を頂いて、活発に議論を行なえる場を、研究会として提供することができればと考えております。

今回の開催地は解体新書に象徴されるわが国の近代医学黎明の地で、学問向上の篤い気風が色濃く感じられる土地柄です。できるだけ多くの方にお出で頂いて、研究会の原点にもどって活発な御議論を頂き、実り多い学術集会にして頂けます様、よろしくお願い申し上げます。