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第34回
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ご挨拶 / 第75回直腸肛門奇形研究会

第75回直腸肛門奇形研究会
会長 米倉 竹夫
近畿大学医学部奈良病院 小児外科

会長 米倉 竹夫

この度、長い伝統と実績を誇る直腸肛門奇形研究会の第75回を担当させて頂けることを大変光栄に存じます。

今回の主題は、「直腸肛門奇形に合併する泌尿・生殖器異常」といたしました。直腸肛門奇形には様々な泌尿・生殖器異常が高率に合併し、臨床上しばしば問題となります。泌尿器系としては最も頻度が高い膀胱尿管逆流症では、直腸尿路に瘻孔を有する場合に根治術までの尿路感染コントロールが問題となり、その他にも腎形成異常(腎無形成・低形成、異型性腎など)や上部尿路通過障害(水腎症)、下部尿路障害(後部尿道弁、尿道下裂)などの合併もあります。また肛門形成の際の直腸尿道瘻の瘻孔切除に伴う尿道損傷・尿道狭窄や、最近では鏡視下手術の際の遺残瘻孔にともなう尿道憩室の形成など手術に伴う合併症もあります。さらに今回の秋季シンポジウム主題である総排泄腔異常症などでは、肛門形成と合併する泌尿器系や生殖器系の異常に対する形成術や、それに伴う短期的な合併症や、さらに長期的には膀胱排尿障害や月経血流出路症例外に伴う膣・子宮瘤血症なども大きな問題になります。

今回の研究会ではこのような病態をいかにして早期に診断し、その対応策や予防策を講じることが可能となるかなど議論を深めることができればと切望しております。もちろん、興味ある症例や示唆に富む症例・研究など一般演題も幅広くお受けしたいと考えております。多数のご応募を宜しくお願い申し上げます。